茨城県取手市で働くWebクリエイター馬場誠のサイト(2018/東京から茨城に移住しました)

大切な家族が教えてくれた、大切なこと

先週末から今週末までは、僕の人生の中でも、非常に思い出深い時になることは間違いありません。

先週の土曜日(1/27)に、うちのフェレット「もも」の容体が急変し、眠るように息をひきとりました。すごくショックでしたが、そのことに悲しんでいる間もなくできるだけ早く火葬をしてあげないといけません。そこで、専門の業者を探したのですが…

こういう時に限って、検索してもまともな業者が出てこない。出てくるのは過剰SEOをしているような業者ばかり。検索結果のタイトルタグも、みんな同様の語句のオンパレード。かわいがってきたペットの最後を、こんな業者に任せる気にはなれないので、結局は僕が住む調布市の有名なお寺である、深大寺にお願いする事にしました。

翌日の日曜日に、深大寺にて立会い火葬をしていただいたのですが、非常に満足のいく対応でした。費用は他の業者の倍かかったのですが、非常に丁寧な扱いをしていただいたのでそれでも良かったと思います。

余談ですが、僕はあからさまなSEOをしてる業者があまり好きではありません。そういうのって、なんだかいやらしく感じませんか?これからIT時代に生まれた人への世代交代が進むにつれ、一般の方のインターネットリテラシーが高まってくると思います。それに伴い、そういった業者に嫌気をさす人というのが、もしかしたら増えてくるのかもしれませんね。

そして、その悲しみが癒える間もなく、水曜日(1/31)に、「みみ」も後を追うように逝ってしまいました。翌日、また深大寺にお願いし、さらに翌日は動物病院の先生に挨拶にいったり、ケージ周りの掃除をしたりして今日にいたります。(でもさすがにケージは当分しまえそうにないです。そこにあるのが当たり前だったから…)

ここ2週間ほどは、本当にいろいろあって、苦しい時でした。でも、大切なペットを失ったことで、人生にとってきわめて大切なことを、改めて思い出させてくれました。

僕たちは、日ごろ「死」に対してあまり考える事はありません。「明日も生きていられるかな」なんてほとんどの人は考えませんよね。

きっと「ただなんとなく、生きている」というのがほとんどだと思います。

毎朝起きて、ごはんを食べて、仕事して、好きな人に会って、まったり過ごして、お風呂に入って、勉強をして、本を読んで、寝て、
という日常を、特に何も考えずに過ごす…

でも、それはよく考えればとても幸せなこと。
生きていないと、絶対に出来ない事ですからね。

でも、それが続くと、当たり前になってしまう。とても幸せなことなのに、それに気づきにくくなってしまう。

そんな時、自分の目の前で愛するペットの死に直面し、
改めて、そんな当たり前の大切なことを思い出しました。また、それと同時に、なんてもったいない生き方をしてるんだろうと。

つまり、僕が今回のことで強く思ったのは、
”生きているというのは素晴らしいこと。それを当たり前だと思って忘れちゃいけない。それに、自分の人生はいつ何時終わるかもわからない。最後の時が来たとき、ちょっとでも後悔するような人生にはしたくないから、いつその時がきても大丈夫なように、人生の価値を高めたい。その為に、いやな事から逃げたり、考えても仕方がない事を考えたり、時間を無駄にしたりするのはやめよう。”
ということ。

今回の気づきによって、僕自身が成長し、人生に大きな影響を与えてくれたら
「もーちゃんみーちゃんがいてくれたおかげ」と言ってあげたいです。というか絶対そう言えるようになる!(笑)

そうなったら、彼らにとってもきっと幸せでしょうからね。

お世話は結構大変だったけど、そんな大変さも全く苦にならないほど、かわいくて、愛嬌があって、いい子たちでした。本当に本当にありがとね、もーちゃん、みーちゃん。

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