カンブリア宮殿-橋本浩氏
2008年8月5日 2016年9月12日
昨日見たカンブリア宮殿の橋本浩氏の回がおもしろかったのでエントリーします。
カンブリア宮殿は、いわずとしれたカリスマ経営者が登場する番組で、
私が見る数少ないテレビ番組です。
(他は情熱大陸、たまにワールドビジネスサテライトを見るくらい)
全体的に面白かったのですが、
その中で一つ興味深いエピソードがありました。
”生産ラインさえできていない時期に、ある技術系の雑誌に広告を出した。
その結果予想以上に反応があり、製品を受注。
その後で、どうやって作るかを模索した。”
とのこと。
通常なら、きちんとした製品が作れるようになってから受注すると思いますが、橋本浩氏はそうではなく、まず行動に移したのです。
さすがに当初は品質が良いものが作れなかったそうです。しかし、その後会社は大成功を収めていますから、現在はきっと高品質なものを提供されているのでしょう(そうでなければ繁盛しませんものね)。
もし、最初に「完璧な製品」を作れるようになってから行動に移していたとしたら、どうなっていたでしょう。ライバルに先を越されてしまうこともあるかもしれませんし、「これはダメだ」と途中で諦めてしまうことだってあるかもしれません。それに、お客さんからのフィードバックなくして、良い製品を作る事は難しいでしょう。
業種は違えど、私も、もし「完璧なウェブデザイナー」になってからフリーランスのウェブデザイナーになろうと思っていたら、きっと今、経営者にはなっていなかったと確信できます。
もちろん全ての状況でこのような事ができる or 許されるわけではありませんが、今回のカンブリア宮殿を見ながら改めてそのような事を考えました。