茨城県取手市で働くWebクリエイター馬場誠のサイト(2018/東京から茨城に移住しました)

40歳の節目に考えた「できていないこと」自戒の念を込めて

人生早いもので、今年で40歳の節目を迎えました。人生の半分近く、つまりは折り返し地点を迎えたわけです。

そんな節目となる年齢。さすがに自分の人生が計画通りに進んでいるか、じっくり考えざるを得ませんでした。

その結果、できていること、できていないことを明確にできました。おかしな話ですが、こういった時でもないと人間深くは考えないものですね。

特にできていないことが数多く見つかってしまい、色々と改革しなければならなくなりました。自戒の念をこめて、定期的に見なおすためここに明記したいと思います。

自分自身のために書いているので、他の人には有用な記事ではないかもしれません。そんな時は、こいつ駄目なやつだなーと笑ってやってください。

日々時間がない・時間が足りない

真っ先に挙がったのは、とにかく日々時間が足りないということです。仕事と日常生活をしているだけで1日が終わります。その繰り返しの毎日。

時間というのは恐ろしいもので、油断をしているとあっという間に過ぎていきます。1日が1週間に。1週間が1年に。1年が10年に。10年が一生になってしまうのでしょう。

こんなにも平和で安全な場所で、楽しい時代に生きているにも関わらず、仕事と日常で日々が過ぎていくのは本当にもったいない事です。

時間が常に足りないのは、私の時間管理能力が至らないことはあると思いますが、仕事が1番影響しているのは間違いありません。仕事のやり方を、抜本的に改革していく必要がありそうです。

メモ:仕事のやり方を変える

自営業的働き方にどっぷりつかりすぎた

Webクリエイターという職業は、働けば働くだけお金にはなります。おかげさまで常に仕事もあり生活に困ったことはありませんが、典型的な自営業タイプに凝り固まってしまっていることに気づきました。

……というより、実はずっと前から気づいてはいたのです。でも、なかなか抜け出せないものですね。

どこかのマネー系ベストセラー書にも書いてありましたが、自分自身が歯車の中枢として強固にビジネスが築かれてしまうと、その枠組みから抜け出すのは困難というのを身をもって体験しました。自分がいなければ成り立たない仕事になってしまっているわけです。

こちらも一つ前の項目と同様、仕事の改革が必要な時期と言えます。

メモ:自営業タイプから抜け出す

生活が単調すぎる

私は実体的にはほぼフリーランスの働き方をしているので、平日も休日も特に関係ありません。しかもプライベートも含め、毎日がほぼPC作業。もちろん人並みに休憩はとれていますし、だらけたり(汗)休みにしたりする日もありますが、単調な毎日と言わざるを得ません。

なにより話す相手もほぼ毎日同じ。ほとんど家で仕事をしているので、外出も少ない。

なんだかこんな毎日を過ごしていると、頭の回転が悪くなってしまいそうです。事実、滑舌は20代の営業をやっていた頃とは比べ物になりません^^;

こういった安穏たる毎日もそれはそれで楽しいのかもしれませんが、私にはちょっとぬるすぎに感じています。

メモ:単調な生活から抜け出す

変化を望まない体質になっている

「単調な生活」とも関わってきますが、これが個人的には一番良くないと思っています。

仕事の仕方も生活も、「同じ」を求めている事に気付きました(単調が嫌だという癖に、です)。同じエリアに住み、同じ仕事をし、同じような食事をし、同じ人とお付き合いし、趣味も変わらない。これが楽。

つまりは変化を望まない体質になっているのです。私個人の考えとしては、変化がないことが楽だと感じはしますが、本心ではそれを望んではいません。望んでないのに、それが楽でいいと感じてしまっているのが問題だと思うのです。

それが顕著なのは、住居でしょう。本来ならば世界中のどこでだって仕事ができるのがWeb制作業のいいところ。加えて私は事業主ですから、場所の選択権もあるのです。

にも関わらず、引っ越しをしようものなら、まずは世田谷エリアにチェックを入れ不動産サイトで検索します。これまでもずっとこのエリアで住居を転々としてきました。

区外に移るよりは手続きが簡単だとか、近いクライアントが多いとか、もっともらしい理由を挙げようとすれば挙げられますが、本質ではないでしょう。手続きにかかる時間なんて微々たるものですし、メールや電話・スカイプがあれば仕事はできます。

ただ単に変化を避けているだけなのです。または世田谷という場所を捨てられないかのどちらか。ここで育ったわけでは無いのにちゃんちゃらおかしいですね。まるで見えないロープで縛られているかのようです。

ホメオスタシス(恒常性)なんてのもあるので一定に保つのが人の基本特性なのかもしれませんが、変化が無くなったらつまらないです。

メモ:自ら変化する

やりたいことができていない

時間が無いことに起因することですが、やりたいことがなかなかできません。
もしも時間ができたらやりたいなぁ、もっとしたいなぁと思っていることがたくさんあります。

  • 書くべき文章を書きたい
  • RubyやPython等他の言語を学びたい
  • 既存サイトの更新
  • 思いついたビジネスネタの実践
  • web技術のさらなる探求
  • 英語の勉強
  • 泊まりの旅行
  • デジカメの研究
  • 猫動画の編集
  • ピアノ練習
  • テニス
  • 昔放り投げた作曲、編曲
  • 料理研究、再現、特定の料理を極める
  • 美味しいもの食べ歩き

でも、時間ができたらというのは「今度飲み行きましょう」と同じくらい、実現しないものです。ある仕事の案件を片付いたらやろう!と思っても、また新たな案件で忙しくなります。どこかのエライ人が言ってましたが、どうやら人生とはそういった繰り返しのことを指すようようですね。

こんなにもやりたいことがあるのに、ほとんどやれていないというのは不健全というものです。

メモ:やりたいことをやる・できるようにする

新しい事へのチャレンジができていない

やりたいことが出来ていない、というのと少し被りますが、新しい事へのチャレンジはさらにできていないです。これまでの自分の延長線上に無い、全くの未知なるものにチャレンジするということは、生きていく楽しみ・喜びにも繋がるはずです。

私だって、Webを学び始めたことで、人生そのものが変わってしまった過去があるのですから。

ちなみに私は今、こんな事にチャレンジしたいと思っています。

  • 全く新しいプログラム言語の学習(スマホアプリやスタンドアロン等)
  • 新規サイトの制作
  • 盆栽
  • 鉢作り
  • 家庭菜園
  • 囲碁
  • 天体観測
  • バイオリン
  • DIY

やりたいことさえ出来ていないのに、新しい事へのチャレンジはさらに後回しになってしまいます。今のままでは、きっとほぼ永遠にやることは無いでしょう。新しいことへのチャレンジが無い人生というのは、つまらないですよね。

メモ:新しい事にチャレンジする

社会への価値の創出が少ない

現在、私が価値を創出しているのは、クライアントに対してだけです。

以前は役立つサイトをいくつか運営していましたので、微力ながらその世界内では貢献出来ていた一面もあるかもしれませんが、最近はほとんど更新もできていません(=価値を創出できていません)。

ですから、今私が存在していて、価値を創出できている対象は私のクライアントだけ。つまりは非常に限られた範囲になってしまっているのです。

これでは社会への貢献レベルは無いに等しいレベルです。地球を歩かせてもらっているのですから、もっと世の中に対し価値を創出したいと日々考えています。

でも、これまでの仕事のやり方では、クライアントが少しずつ増えるだけで抜本的な解決には至らない。それは自分でも理解しています。

メモ:社会へ価値を創出できるように新しい方向に努力する

見栄を張らない

できていない事とは厳密には違うのですが、これから徹底したいのでここに書いておきます。

それは見出しのままですが見栄を張らないこと。

例えばサイトを公開したりSNSをやっていると、ちょっと見栄を張りたくなる気持ちになる時ってありますよね。

良いレストランにいった。有名人と話した。高級なプレゼントをもらった。仕事が順調・リア充アピール。などなど。

私はこういうのが嫌で、SNSはやるのも見るのも嫌いです。事実ならまあ良いとは思うのですが、そういうのばかりアップしている見栄っ張りが嫌なのです。なのでアンチインスタ映え派。

……と、そんな前置きをしておいてお恥ずかしいのですが、よく考えると私もそういう気持ちが無いとも言えないことに気づくことがありました。

見栄を張ったり、自分を現実以上に大きく見せても仕方ありません。ネット・リアル含め、ありのままに、自然体に生きていくことを改めて心にとどめたいと思います。

恥ずかしいこと、泥臭いことも隠さない生き方をしたいです。

メモ:見栄を張らない・自然体で

人からどう思われるかを気にするのをやめる

他人の目を意識した、当たり障りのない、いい子ちゃん的な発言をしてしまう時ってあると思います。不特定多数が見るWebでは特に。

そういった発言をする人って、あまり信用ならない気がします。ズバリ本音を言う人の方が、信用できるように思いませんか。

かくいう私も、プライベートやWeb上などでは、いい子ちゃんになっていることがあります。
特にこのサイトは、どんな知り合いが見ているか分らないですし、時には取引先などが見ている可能性を考えると、意図せず際どい内容・意見などは控えて書くこともあったかもしれません。

でも、それもやめます。このサイトもこれまで以上にありのままに書いていきます。
人からどう思われようかを気にすることのをやめます。

自分を偽らない人生を送りたいからです。

メモ:人からどう思われるかを気にしない

まとめ

振り返ってみれば、いろいろなことが出てきました。40歳って大人と思っていましたが、できてないことだらけの未熟者です。
でも、これらがうまくできれば、新たな人生に繋がると思います。

自分自身でも読み返せるようにまとめたつもりですが、意図せずどなたかの気づきにもなれば幸いです。

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